
この記事では女優の比企理恵さんの著書「神社でヒーリング」について語るわよ!
私が読んだ初の開運本とも言える一冊だから、ちょっと思い入れが深い作品かも。
歌手であり女優でもある比企理恵さんってご存知かしら?
比企理恵さんは1965年10月生まれだから、同年代の人は知っているかもしれないけど、若い人は知らないかもしれないわね。
1979年の第4回ホリプロタレントスカウトキャラバンで優勝して歌手デビュー、その後は主に女優さんとして活躍されている方よ。
そんな比企さんが2001年に「比企理恵の神社でヒーリング」という本を出版したの。
当時は私も存じ上げなくて読むことは無かったんだけど、2010年に内容を時代に合わせて書き直して再出版されたのが「神社でヒーリング」という本なのね。
最初に発行された当初はまだ神社巡りが一般的じゃなかったから「怪しい」と思われてしまったこともあったようだけど、2010年頃はパワースポットブームとして神社の人気が高まったからこの本もそこそこ売れたんじゃないかしら?
私が「神社でヒーリング」に出会ったのもこの頃だったとと思うわ。
元々は開運とか神社とかでこの本を読もうと思ったわけじゃなくて、気になったのは比企理恵さんが神社めぐりでパニック障害を克服したと知ったから。
パニック障害って今でこそ広く認知され始めてきたけど、10年くらい前は「何それ?」って感じだったのよ。
私も自分がそうなるまでは「病気じゃないのに、何かしらの発作が起きるの?」って思ってたんだけど、実際にパニックが起きるとびっくりするわよ!
私の場合はいわゆる閉所や満員電車のように身動きの取れない場所で起きちゃうんだけど、心臓がバクバクして冷や汗が出て、なんとも言えないイヤや気分になるのよ。
最初は満員電車に乗った時に起きたのよね。

それまでは毎日普通に乗ってたのに、この日を境に満員電車に乗ることができなくなっちゃったの。
「満員電車に乗って具合が悪くなった」という経験がフラッシュバックするのかもしれないわね。
通常、パニック障害になったら専門医で薬物治療や認知行動療法を受けることになるんだけど、比企理恵さんは神社めぐりで立ち直ったというから気になっちゃったのよ。
しかも比企さんったら、この本を出版した2010年に結婚されてるだけど、お相手は20年ぶりに偶然再会した高校時代の同級生なんですって!


舞台美術家になっていたという同級生の舞台をたまたま観に行っての再会だなんて、ドラマチック過ぎるわよね~。
比企さんは神社めぐりでパニック障害を克服しただけじゃなく、色んな面で開運ができているらしいわよ!
そんなわけで今回は「神社でヒーリング」の評価や私の感想なんかを語っていくわね。
比企理恵さんの公式ブログはコチラ⇒比企理恵オフィシャルブログ
「神社でヒーリング」【比企理恵】の評価ってどうなの?
比企理恵さんの「神社でヒーリング」はレビュー件数こそ少ないものの、評価自体は高評価な感想が多いと思うわよ。

特に比企さんや私と同じくパニック障害に悩まされたことのある人には響くものがあるみたいね。
あとは神社めぐりを始めたばかりの人にはいいバイブルになるんじゃないかしら?
今でこそパワースポットブームの影響で神社に関する書籍やテレビ番組なんかも増えたけど、この本が出版された当時は神社での正式な参拝方法すら知らないって人が多かったのよ。
なんとなく鳥居をくぐって手水舎で手を洗ったら、本殿でお賽銭を投げてお願い事をすればいいのかしら?…ってな具合。
どんな時にどこの神社に行ったらいいのか?神社へはどんな服装で参拝に行くのがベターなのか?境内でのマナーは?
そんな細かなことから分かりやすく説明されているし、この本で紹介されている神社も全て比企理恵さんが実際に参拝されたところばかり。
参拝してみてどんなことがあったのか?彼女の体験談を交えて紹介していることから「内容に説得力がある!」ととても好評なの。
もちろん、人によってご縁のある神社は異なるし、絶対に比企さんと同じご利益があるとは断言できないけど、それでもこの本を読むとやっぱり気になる神社ってあるわよ。
本によって知った神社に参拝に行くというのも一つのご縁だから、ピン!ときた神社があったならそれが今あなたに必要な神社なのかもしれないわね。

逆に言うとスピルチュアルなことに興味のない方や疑っている方には全く響かないかもしれないけど。
そもそも「パニック障害なら専門医に診てもらえ」というご意見の方もいるでしょうし。
薬が拠り所となる人もいれば、神様が心の拠り所になる人もいるから、これは興味のある人だけが読むべき本だと思うわよ。
既に神社めぐりが大好きで全国の神社に精通しているわ!って人には物足りない内容かもしれないけど、これから神社めぐりを始めてみようって人は一度読んでみるといいかも。
スピリチュアル初心者さん向けの良書ってところかしら。
「神社でヒーリング」【比企理恵】の内容と私の感想を語るわよ!
この本はすごくいい構成だと思うわ。
まず第一章では比企理恵さんがどうして神社めぐりを始めたのかが書かれているの。

比企理恵さんと言えば、今40~50代の人はドラマのイメージが強いんじゃないかしら?
80年代は大映ドラマの常連女優として名前を連ねていたのよね。
14歳でホリプロタレントスカウトキャラバンで優勝してその年に歌手デビューして、その後はアイドルや女優として活躍、なんて順風満帆なのかしらって思っていたら…。
18歳で子宮頸ガンの診断を受け、20代でパニック障害を発症、それとほぼ同時に父親も病気に!
子宮頸ガンは色々な民間療法を試しているうちに、なぜか自然と消えてしまったようだけど、比企さんが不思議な力を感じたのはこれがキッカケだったみたいね。

神社めぐりを始めたのはパニック障害になってから、知人の勧めで戸隠神社に参拝したことが始まりだったそう。
ちょっとドラマティックなお話だけど、開運したい人の心を掴むには十分な内容だと思うわよ。
第二章は「運命の神社の見つけ方」第三章では「神社ヒーリングで運を味方につける法則」が紹介されてるわ。
参拝してはいけない神社の特徴や神社での基本的なマナーなどが紹介されているので、これから神社めぐりをしたい方には参考になると思う。
第四章では比企理恵さんのお気に入りの神社を70社紹介しているの。

もちろん、そんなに分厚い書籍じゃないから簡潔に書かれているけど、ポイントは外していないと思うわよ。
第五章は「神社と仲よくなるためのアドバイス」ね。
神社は一日に何社もめぐっていいのか?とか、お礼参りはどうしたらいいの?とか、ごくごく基本的なことだけど、だからこそ初心者さんには貴重な情報かもね。
よく神社めぐりについての本っていうと「宗教色が濃いんじゃ?」と思ってしまう方もいるでしょうけど、この本は全くそんなことは無いわよ。
神社に詳し過ぎない人にはオススメ。
余談だけど、比企理恵さんが神社に魅かれたのは先祖の因縁かもしれないわね。
現在はご結婚されているから中越さんになっているけど、比企という名前は本名なんですって。
歴史が好きな方はピンと来るかもしれないけど、比企家は鎌倉幕府に使えた御家人の家系で北条政子らの一族に滅亡に追い込まれているのよね。
もしかしたら神社に呼ばれたのかも…なんて想像しちゃうわ!
この本を読んで神社での最低限のマナーを学んだら、あとは実際に気になる神社に参拝に行ってみることね。


ただ、神社に行って「お金が欲しい!」とか「結婚したい!」なんて願い事だけを祈願してきちゃダメよ。
最終的には自分が願い事に向かってどんな努力をするかが重要なんだから、目的達成のために何をするのか神様の前で決意表明してくるって気持ちで臨んでね。
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