強制除霊師・斎シリーズの評価と感想！【霊能者・斎】私が鑑定してもらった結果は？

ふくネコ

この記事では実在の霊能者・斎さんの体験をコミック化した「強制除霊師・斎」シリーズについて語るわよ！
実は私、斎さんには実際にお会いして霊視してもらったことがあるのよ♪

昔から除霊をテーマにしたコミックって存在しているけど、その中でも私にとって印象が強烈だったのが「強制除霊師・斎」シリーズよ。

ドSキャラの霊能者「斎－いつき－」さんという女性が、どんな悪霊でもたちどころに強制的に除霊してしまうお話が痛快で、ちょっとハマっちゃったのよね。

あっという間に発売中の全巻を揃えちゃったわ！

ものすごい霊能力を持ちながら普段は洋服屋さんの店員として、ごく普通に働く斎さん。（途中でリストラされちゃうけど☆）

1話完結もののストーリーというのも読みやすくていいわね。

「強制除霊師・斎」シリーズは2019年現在9巻まで発売されているわ。

どれも恐そうなタイトルが付いてるでしょ？

漫画自体は小林薫さんが描かれていて、斎さんは監修をされているの。

非業の死を遂げたり、悪霊が登場したりするシーンは人によって「気持ち悪い」とか「恐い」って感じるかもしれないけど、私は小林薫さんの表現の仕方って好きだわ。

実際に斎さんがどんなものを視て、除霊された霊たちがどんなことになっているのかは分からないけれど、そのイメージは掴めると思うのよね。

そう！斎さんは実在した霊能者さんであり、このコミックに描かれているのは全て斎さんが実際に体験したことを元に漫画化されているの。

そう思うとよりリアリティを感じるわよね！

私が「強制除霊師・斎」シリーズを知ったキッカケは、流水りんこさんという漫画家さんが描かれた「流水さんちの浮遊霊」というコミックなの。

流水さんはエッセイコミックが有名なんだけど不思議なことが大好きみたいで。

「流水さんちの浮遊霊」で斎さんのキャラに魅かれた私は、斎さんが主役で活躍するコミックを読んでみたくなったというワケ。

まさかコミックで読んでいた霊能者さんに自分が鑑定してもらう日が来るとは思わなかったし、斎さんが今はもう亡くなられてしまっているというのもすごく不思議な気がするわ。

今回はコミックの感想だけじゃなく、実際にお会いした斎さんの印象などもお話するわね！

強制除霊師・斎シリーズの評価と私の感想まとめ

強制除霊師・斎シリーズを購入する時に、念のため評価をチェックしてみたんだけど、かなり高評価を得ている作品ということが分かったわ。

斎さんのキャラはちょっと恐いけれど一本筋が通っていて、除霊に対しては男前。

でもキツいことは言いつつも改心するチャンスを与えたり、できる限りは救おうとしてくれる姿が素敵だな～と思ったわ。

実際にこのシリーズを読んだ方たちも「読んでよかった」という感想が多いし。

斎さんて、割とどんな悪霊も瞬時に除霊しちゃうから、ちょっとスーパーマンチックって言うのかなぁ？

その部分がしっくりこないという方や、神社仏閣などに詳しい方は色々とツッコミを入れたくなるところはあるようだけど。

斎さんは自分が視えたままに正直に言う人だし、普通の人には視えない世界のことは何が正解かって判断するのは難しいけれど、要はこのコミックを読んでみて楽しめたらそれでいいんじゃないかしら？

コミックにする上での演出というのもあるだろうし、全部が真実かどうか？ってことはそれほど重要じゃないと思うの。

読んでみてあなたがどう感じるか？それが全てよ。

もちろん、絵柄や表現の好みはあると思うから、気になる人はまずは1巻を読んでみるといいかもね。

スピリチュアルやオカルトが好きな人は興味を持つテーマだと思うけど、斎さんは霊が視えることをいいこととは思っていないのよ。

ハンパに視えてしまうと逆に怖くなってしまったり、除霊する力もないくせにこの世界にハマり込んで不幸になってしまう人もいるからね。

斎さんのようにどんな悪霊でもズバっと除霊して、成仏できない霊を天界に上げられる能力があったらいいな～と憧れる人もいるでしょうけど、私はこのシリーズを読んでみて「普通が一番」って思ったわ。

霊はこちらが視えていると分かると寄って来るし、波長を合わせると憑りついてくるというから、コミックで楽しむくらいがちょうどいいのよね。

運が悪いのも不幸なのも全て悪霊のせいとか、前世の行いのせいとか言ってしまうのは簡単だけど、仮に除霊したところで染みついたものは一気には解消しないんだそうよ。

だから「除霊すれば人生がうまくいく」とか「お祓いすれば幸せになれる」と思い込み過ぎるのはNGよね。

もちろん、祓えるものなら憑いている悪いモノは祓うに越したことはないわよ。

でも、世の中にはお金目当ての詐欺霊能者もいるし、素人には本物かどうかは判断できないからご用心！

強制除霊師・斎さんに鑑定をお願いするに至った経緯

強制除霊師・斎シリーズを読んで「いつか実際の斎さんに会ってみたいけど、除霊することなんてないしね～」と思っていたんだけど…。

実は2015年に斎さんに鑑定を依頼する日がやって来てしまったの！！

この年はすごく大変なことが立て続けに起きて、まさしく呪われてる！？としか言えなかったわ。

まず高齢の父が突然、おかしくなってしまったの。

もう仕事は定年を迎えて無職になっていたんだけど、突如「造園業で起業する！」と言い出して、道具を買い揃えだしたのよ。

70代半ばでやる気を出す人もいるから、これだけだったらそれほど気にしなかったんだけど、お金遣いが極端に荒くなったの。

この他にも腕時計をいくつも買ったり、洋服や書籍、CDを毎日のように買い込んで来ちゃったの。

通信販売でも色々なものを注文するから毎日宅配便が届くし。

しかも家を新築すると言いながらも、今の家をリフォームしたいとか、地下に核シェルターを造りたいとか、犬や猫をたくさん飼いたいとか、支離滅裂なことを言い出したのよ。

夜は殆ど寝ないし食べることも忘れて「いいこと思いついた！」と言っては、家を飛び出していく毎日。

そして出掛けた先では他人とトラブルを起こして警察を呼ばれてしまったり、近所の人が気に入らないと自ら警察に通報したりと、完全に狂人の域。

なんとか父を言いくるめて精神科に連れて行ったら、双極性障害…いわゆる躁うつ病と診断されたわ。

結局、精神科に強制入院することになって、これで落ち着くだろうと思われたんだけど、ここから不思議なことが起きたの。

入院時、とても信頼できる担当医に当たって一安心したのも束の間、たった2日で担当医が変わっちゃったの！

しかも次に担当になった先生は父の意見を何でも聞いてしまう人で「お父様の人権だから」と父が入院中に携帯電話で通販で買い物することを止めないのよ。

だから自宅にはまた毎日のように怪しい品々が届くようになっちゃって…。

ドローンとかライフル型のエアガンが届いた時は「一体何をしでかす気よ！？」って思っちゃったわよ☆

しょっちゅう父を一時帰宅させろと病院から連絡が来るから入院させた意味がないし、父からは一日に何十回も電話が来るし…。

それからなんと同じ時期に私が当時勤めていた会社が遠方に移転することになって、20年以上勤続してたけど条件も悪くなるし退職することにしたの。

また、父の浪費にストップをかけようと成年後見人制度を利用しようとして、自営業をしている叔母に弁護士さんを紹介してもらったんだけど、紹介してもらった直後にその弁護士さんが入院しちゃったのよ☆（その後、お亡くなりになっちゃったけど）

母も体調を崩し始めていたし、物事が全て悪い方向に向かっていくとしか思えなかったわ。

どんどん父の都合の良い方へ導かれていっている気がしたのと、父本人からなんともいえないイヤなオーラを感じたので、念のためという気持ちで斎さんにコンタクトを取ってみることにしたの。

霊能者の斎さんに実際に視てもらった時のお話

斎さんにはホームページから連絡を入れて、その後は担当の菅原さんという方と日程を調整して視てもらう日を決めたのね。

予約がいっぱいだったけど、たまたま空いている日があるからと比較的早くに予約を取ってもらうことができたわ。

当日は斎さんの自宅の最寄り駅で待ち合わせをしたんだけど、約束の時間になってもそれらしい人が現れないのよ。

と、菅原さんから電話が掛かって来て「斎ですが、自宅を出たところで交通事故に遭ってしまって…」と言うじゃない！！

幸い斎さんは軽傷だったものの、救急車を呼ばれてしまったのでこの日は来られないとのこと。

その後、なんとか二週間後に予約をねじ込んでもらって、やっと斎さんと会うことができたのよ～。

コミックの通りファミレスで斎さんとお会いして視ていただいたんだけど、印象は本当に普通のおば様。

ズバズバはっきりした物言いはコミックに近いけど、ドSって感じじゃないのよね。

世間話などを交えながら色んなお話を聞かせてくれて、いざ父の件を霊視！となった時は緊張感が走ったわね！（場所はファミレスだけど）

結果から言っちゃうと、父本人に悪霊が憑いているわけではないとのこと。

ただ、我が家の隣に父の親族が住んでいるんだけど、その家にタチの悪い女の霊が居座っているって言われたわ。

特にうちの家系に縁がある霊じゃないんだけど、波動が合って居心地が良いから居ついてしまったらしいの。

お隣の家は数年前に娘さんが突然ガンで亡くなったり、奥さんが認知症になって施設に入所したりして、今は旦那さんが一人で住んでいるんだけど、この旦那さんは全く霊障を受けないタイプなんですって。

その女の霊の力が我が家も影響を受け始めていて、うちの父は性格的に霊障を受けやすくその女の霊のせいでおかしくなっているから自宅に結界を張ることを勧められたわ。

で、後日改めて我が家に斎さんに来ていただいて、結界を張ってもらうことになったの。

この日から約三週間後のことだったんだけど、当日になって斎さんからお電話が！！

電車が止まってしまって地元の駅を出発できないとのこと☆（イヤな予感はしてたんだけどね～☆）

どうやら線路に猫が入り込んでしまったらしいんだけど、数時間遅れでなんとか斎さんに我が家に来ていただくことができたわ！

早速、自宅に結界を張ってもらって、オマケでお隣に居座っている女の霊も除霊してもらっちゃったの。

実際にはどんなことをやっているのか目には見えないんだけどね。

斎さんは父の今後についても予言めいたことをお話してくれたし、うちの家系には特に霊的な問題はないってこととか、霊界のことやコミックの裏話なんかも気さくに話してくれたわ。

霊能者の斎さんに鑑定してもらった我が家の後日談

私には霊は視えないし、斎さんがどんなものを視て何をしてくれたのかもよく分かっていないの。

でも、父が躁うつ病になってからというもの、今までに感じたことの無いイヤな感じを受けたり、父と同じ部屋にいるとすごく寒気を感じたの。

それが斎さんの除霊後には感じられなくなったから、やっぱり霊の影響があったのかな～って思うわよ。

不思議なんだけど、斎さんに我が家に来てもらってから、入院している父が急に大人しくなったの。

担当医の話だと「イヤがっていた薬を飲むようになったから、その効果が出てきた」ってことだけど、別人のようになったわね。

あとお願いしようとしていた弁護士さんが急死してしまって、成年後見人の話がストップしていたんだけど、亡くなられた弁護士さんの事務所から連絡が来て成年後見人に強いという弁護士事務所を紹介してもらえたの。

失職した私は思い切って副業にしていたアフィリエイターとして働いていく決意が固まったし、急に物事がいい方向へ流れ出したって感じね。

もちろん、父がしでかしたことへの後始末は大変だったわ。

あちこちにお詫びして回ったり、通販で買いまくったものをクーリングオフしたり、予約した新車をキャンセルしたり…。

あと精神科には最大でも三ヶ月しか入院できないから、退院後に通院できる近所のかかりつけの病院を探さなくちゃいけないんだけど、父が高齢ということもあってなかなか見つからなかったのよ。

精神科とかメンタルクリニックって高齢者お断りってところが多いのよね。（認知症が始まっちゃうことが多いからね）

これも除霊後に親戚から「知人が勤めている精神科の先生を紹介しようか？」とお話をいただくことができたの。

全てが一気に解決したとは言わないけど、今までどんなに頑張っても八方塞がりだったのに、周りがどんどん助けてくれるようになって嬉しかったわ。

やっぱり斎さんの力が大きかったんじゃないかと思うわよ。

残念ながら斎さんは2018年の10月に乳ガンで他界されてしまったけど、我が家に来てくれた日のことは今でも時々思い出すわ。

私が淹れたアイスピーチティーを「すごく美味しい！」と大絶賛してくれ、お出ししたフルーツタルトも美味しそうに完食してくれたっけ。

ここではちょっと書くのを控えさせていただくけど、霊能者同士の裏話も伺ったのでそれはまたメルマガの方で追々お話するわね。

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霊能者さんを自宅に呼んだのなんて初めてのことだったけど、すごく充実した貴重な時間を過ごすことができたわ。

斎さんには感謝しているし、またお会いしたいと思っていたのにお亡くなりになってしまってとても残念な気持ちよ。

ただ「強制除霊師・斎」シリーズはまだまだ続くみたいだから、発売を楽しみに待ちたいと思うわ。