
この記事では伊藤三巳華さんの人気コミック「スピ散歩」について語るわよ!
今までパワースポットと信じられてきた場所の意外な一面を知るキッカケになるかも!?
「スピ散歩」は2019年現在、6巻まで出版されている人気のコミックよ。
著者の伊藤三巳華さんは霊感があって、様々なパワースポットを訪れて視えたものを赤裸々に綴っているわ。
スピリチュアルな世界って視ることのできない人にとったら、文章で説明されるよりもコミックの方がイメージが分かりやすいと思うのよね。
「こんな風に視えているんだ~!」って実感しやすかったわ。
もちろん、絵に対する好みもあるから、全ての人に受け入れられるとは思わないけど、私は伊藤三巳華さんの絵は割と好きよ。
可愛らしいんだけど、ちょっと恐い雰囲気もあって、でも見られないほどドロドロしてないっていうか。


スピリチュアルな世界って必ずしも光に満ち溢れたキラキラした感じってわけじゃないからね。
時には正視するに堪えがたい風景も視ちゃうことってあると思うわよ。
伊藤三巳華さんはご自身のことを「へっぽこ霊感」と仰ってるけど、これだけのものが視えたらそれなりにご苦労も多いと思うわ~。
色々なものが視えたり、ものによっては会話ができたりするみたいだけど、まだまだ分からないこともたくさんあるようで、その辺も包み隠さず描いているところに共感が持てるわね。
パワースポットの秘密を探りに出掛けて「分かりませんでした!」って普通、言いにくいじゃない?
でも、無理矢理オチをつけないところが逆にいいな~って思うのよ。
スピリチュアルな世界が視えない私のような人間にとって「このパワースポットは〇〇だから!」と断定されてしまうと信じるしかないけど「視る人によって違うものが視える」とか「日によって違うものが視える」って正直に言ってくれた方が嬉しいわ。
変なものが視えてしまったり、霊の圧でその場に立ち入れないというのは、いいのか悪いのか分からないけど、伊藤三巳華ワールドとして楽しませてもらったわ。
私はまだこの「スピ散歩」シリーズしか伊藤三巳華さんの作品は拝見していないけれど、他にもスピ関連のコミックを出版されていて評価もなかなかだから、興味のある方は読んでみるといいんじゃないかしら。
「スピ散歩」の評価は?霊能者として期待し過ぎるとガッカリしちゃう?
「スピ散歩」の一般的な評価は概ね「面白かった」「興味深かった」と高評価なご意見が多かったわね。
辛口な評価としては「伊藤三巳華さんの霊能力が低い」「期待外れ」といったものも見られたわ。
確かに「スピ散歩」の世界は伊藤三巳華さんの目線で書かれているから「この世界観が正解」とか「スピリチュアルの世界はこうだ」と思い込むのは危険かもね。
私も以前、霊能者の方に聞いてみたことがあるのよ。
「霊能者さんが視ている世界って、人によって言うことが違うように思うのですが?」と。
例えば、複数の霊能者さんに自分の守護霊を視てもらって「あなたの守護霊は父方の祖母ですね」という方と「あなたの守護霊に修道女がいます」という方がいたとするじゃない?


これって、どちらかの霊能者さんが嘘をついていると思う?
それとも霊能者さんによって視える守護霊が違うんだと思う?
守護霊って基本的には同じ霊がずっとついているっていう話だから、日替わりで祖母と修道女が入れ替わったとは考えにくいじゃない?
で、私が尋ねた霊能者さん曰く「身内の人が守護霊として付くことはありません。」とのこと。
つまり、たまたま近くに来ていた祖母の霊を守護霊だと見間違えたってことらしいわ。
霊能者さんの能力のレベルによっても解釈が変わってくるし、霊の方が能力が高いとこちらを騙してくることもあるらしいのよね。
よく「神様とお話できる」という人がいるけど、喋り過ぎる神様は本当は神様じゃないっていう人もいるわ。
何か別のモノが神様のふりをして近寄ってきているんですって。


だから伊藤三巳華さんが感じ取ったことの全てが真実とは限らないということよ。
ただ、一般人の私たちとしてみれば、コミックとして楽しむ分には問題ないし、伊藤三巳華さんの世界観を知るという意味では興味深くて面白いんじゃないかしら?
もし、私たちが霊能力を授かったとしても、伊藤さんとは違う視え方をするんだろうな~と思うし。
一つの読み物としての価値はあると思うわよ。
「スピ散歩」の感想!読んだらパワースポットに行くのが怖くなる!?
私はこの「スピ散歩」、すごく楽しんで読めたわ!


パワスポマニアが大挙して押し寄せるような場所が実はそれほどでも無かった…なんていう話もあるし、カップルで行くとヤキモチを焼いた霊が嫌がらせをしてくるスポットなんかも面白いわね。
私も色々なパワースポットに行ってみたけど、実際に行ってみて「ここって、それほどのパワーがあるのかしら?」と感じる場所もあったわ。
あまりに人が多くてウンザリしちゃうような所もあったしね。
伊藤三巳華さんも仰ってたけど、まだまだ発展中のパワースポットもあるし、これからどんどん変わっていく場所も多いんでしょうね。
「スピ散歩」の中にはパワースポットと言われているけど、ちょっと怖いものが出る場所というのもあったわ。
もちろん、私には全く分からないんだけど、霊能力のある人は入りたくないと感じちゃうのかもしれないわね。
そういう話を聞いて「運気が落ちそうだから行きたくない!」と思っちゃう人もいるんじゃないかと思ったわ。
でも、パワースポットって人によって合うところと合わないところってあると思うのよ。
だから伊藤三巳華さんが「入れない」と感じたからと言って、あなたが行かれないとは限らないんじゃないかしら?
行く季節によっても場の空気は違うと思うし、自分の持つ気によっても引き寄せるものが違うと思うわけよ。
行きたいと感じるパワースポットにはどんどん行ってみるべきだと思うし、もし行ってみてイヤな感じがするなら入るのを止めればいいだけのことよ。
私は怖い話を読んでも自分が行きたいと思ったら、行っちゃうんだけどね。


影響されやすい人は行きたくない場所が増えちゃうから、あまり読まない方がいいのかな~と思っちゃうわ。
やっぱりパワースポットに行くなら明るい気持ちで行きたいし、イヤな気持ちを持って行ったらそれこそ悪いものを連れてきちゃいそうじゃない?
行くか行かないかは自分の感覚を信じるしかないわよね。
あとは「霊能力があるから運がいい」とか「パワースポットに行ったから開運できる」って安易な考えは捨てるべきよね。
こういう本を読むと霊能者に憧れちゃう人って少なからずいると思うけど。
まずは自分の気持ちをしっかりと前向きに保っておかないと、やっぱり運は掴めないから!
自分が常にいいパワーで満たされていれば、きっとチャンスの神様の前髪をしっか!と掴むことができるわよ!
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