


この記事ではハリウッド映画「ワーキングガール」について語るわよ!
古い作品だから知らない方のために映画のあらすじをご紹介するわね。
女の張り合い精神ってスゴイわよ!
「ワーキングガール」が日本で公開されたのは1989年のこと。
当時はあのハリソン・フォードがラブコメ映画に出る!と話題になったものよ。
主役のテスを演じたのはメラニー・グリフィスで、彼女の上司でありライバルとなるキャサリンを演じたのはシガニー・ウィーバー。
今思うとなかなか豪華なキャスティングだったと思うわ。


この映画を劇場で見たという方は、アラフィフ世代から上なんじゃないかしら?
私もちょうどOLを始めた頃だったし、当時の職場での女性の扱いに不満があったから、この映画はすごく共感できた記憶があるわ。
今でこそ女性が会社で働くのは普通のことだし、結婚しても妊娠&出産しても仕事を継続することは当たり前になったけど、この当時は「寿退社」って言葉が一般的だったのよ。
30歳までに結婚しない女性は「行き遅れ」と言われ、上司からお見合いの話が来ちゃうこともあったんだそうよ。
今だったらこれって立派なセクハラ&パワハラよね!
たった30年くらい前の日本って、今では考えられないくらい女性が働きにくい時代だったと思うわ。
それはアメリカも同じで、この映画の主人公テスもウォール街の投資銀行で働いてはいるものの、学歴が無いというだけで「証券マン養成コース」から毎回外されちゃうのよね。


ガッツはあるけどやる気はいつも空回り。
たまに上司から声を掛けられても、セクハラを受けてイヤな思いをするだけの毎日。
上司の嫌がせらに対してハッキリ「NO!」と言っちゃうテスは、その度に部署移動させられるの。
そしてとうとう「ここでダメならクビ!」と言われて配属させられたのが、キャサリンのところだったってわけ。
映画「ワーキングガール」のあらすじと気になる結末とは?
同い年で同姓であるキャサリンが上司になったことで、テスは希望のある日々を過ごすようになるの。
キャサリンはフランクで何でも話せる素晴らしい上司。
彼女の秘書として働くのに不満はないテスだけど、やっぱり自分も出世してバリバリ働きたい気持ちがあるの。
そこで自分のアイデアであるトラスク社のラジオ局を買収するとしいう案を成功したら証券マン養成コースに入れるよう取り計らうことを条件にキャサリンに話すのよ。
キャサリンはテスの案を上層部に上げたけど却下されたと言い、今後も「アイデアがあればいつでも聞くわよ」と優しい言葉をかけてくれたのよ。
で・も!
テスの案に可能性を感じたキャサリンはこっそりと自分のアイデアとして仕事仲間であり恋人でもあるジャック(ハリソン・フォード)に相談しちゃうの。
キャサリンにしてやられちゃったわけだけど、運命の女神はテスに微笑むわけ。
なんと!キャサリンがバカンスで訪れたスキー場でまさかの骨折事故から入院へ。
彼女の秘書であるテスが仕事をフォローしている最中にボイスメモから、自分のアイデアがキャサリンに盗まれていたことを知っちゃうのよ。
頭に来たテスは、秘書であることを隠してジャックに接触してトラスク社の買収に独断で動いちゃうの。
買収話はうまく行き、いよいよ契約が見えてきて、キャサリンと別れようと考えていたジャックはテスに惹かれ、二人は付き合うように…。
順風満帆に見えたテスの逆襲だけど、彼女のうっかりミスでキャサリンがテスの裏切りを知って取引の場へ乗り込んで来るの。
あと一歩のところで全てを失ってしまったテス。


でも、ジャックの口添えで真相を知ったトラスク社の社長はテスの能力を信頼して、重役として迎え入れる…という結末よ。
もちろん、ジャックはテスを選んだから、恋も出世も手にしたテスの成功物語ってワケ。
ワーキングガールのざっくりとしたあらすじと結末を書いちゃったけど、やっぱり実際のストーリーを見て欲しいわね。
もちろん、実際に会社でこんなことが起きたら大変だと思うけど、映画の中のことだから多少のことは大目に見ましょうね!
テスが美人過ぎないところがまたいいのよ~。
「ワーキングガール」から学ぶ女性同士の張り合い精神とは?
人に張り合う気持ちっていうのは誰しもあると思うんだけど、年が同じだったり状況が似た人の存在ってやっぱり気になるわよね。
すごく仲良くなっちゃうこともあるだろうけど、テスとキャサリンのように張り合ってしまうこともあるでしょうね。


キャサリンはすごく酷いことをしているように思えるけど、実はこういったことは現実世界でもよく起きていることじゃないかしら?
「部下の手柄は上司のもの」って人、結構多いんじゃない?
仕事はできなくても上へのゴマすりがうまいから出世しちゃうって人も実際いるのよね~。
OL時代にそんな光景をよく目にしてきたわ。
だからこそ私は個人で戦えるブロガーという仕事を目指すようになったのかもしれないわね。
でもね、やってみて思ったけど、この世界にも狡賢い人っているのよ。
人のネタや記事をパクって書いたり、自分は何もアウトプットしないで人からの情報ばかり取ろうとしたり…。
まぁ、そんな薄っぺらい人は長くこの世界には居られないと思うけど。
テスとキャサリンの関係はあまりいいものじゃなかったけど、お互いが張り合うことでアイデアが生まれたり、より良い仕事ができることってあると思うの。
人の怒りのパワーって凄まじく強力だけど、目的が「仕事の成功」じゃなくて「ライバルを出し抜くこと」にすり替わっちゃうと失敗しちゃうかもよ。


これは起業した人でも会社に勤めている人でも同じよ?
「より良いものにする!」という張り合い精神は必要だけど「この人に負けたくない」「この人を出し抜きたい」という邪な考えだといつか痛い目を見るわよ。
これからの日本はますます年功序列より能力で社会進出できる時代になると思うの。
頑張れば誰にでも成功のチャンスはあるってこと。



張り合い精神をいいモチベーションにして、あなたも飛躍してみない?
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