


この記事では映画「エリン・ブロコビッチ」から学べるビジネスの基本について語るわよ!
いい仕事をするのに必要なことって何だと思う?
新型コロナウイルスの影響で外出自粛中だから、ついつい自宅で映画を見る時間が増えちゃうわね!
あなたは最近どんな映画を見たかしら?
こんな状況かだから、ついつい見ていて元気をもらえる映画をチョイスしちゃうんだけど、今回ご紹介するのはジュリア・ロバーツが主演した「エリン・ブロコビッチ」よ。

日本では2000年に公開されているから、もう20年前の映画ね。
この映画はアメリカの大手企業PG&Eの水質汚染について訴訟を起こし、史上最高額の和解金を勝ち取った実在の人物エリン・ブロコビッチの半生を描いたものよ。
ジュリア・ロバーツの演技が大絶賛されて、彼女は数々の主演女優賞を受賞したのよね。
「プリティ・ウーマン」で一躍有名人になったジュリア・ロバーツがまた違ったサクセス・ストーリーを演じるという点でも話題になったものよ。
ただ、この映画で彼女が演じるエリンという女性は「学が無い」というか、貯金も仕事も無いのよ。
しかもバツ2で3人の子持ち、現在シングルマザー。
エリンの経歴だけを聞いちゃうと「バカな女が考えなしに結婚と離婚を繰り返しちゃって…」って思う人もいるわよね。
まぁ自分の気持ちに正直に生きた結果だろうし、エリンは3人の子供を大切に思っているから不幸とは言えないんだけど、それでも貯金残高16ドルっていうのはマズイ状況よ!


学歴が無いエリンは仕事の面接に行っても、なかなか仕事に就けないの。
それどころか追突事故に巻き込まれてムチ打ちにまでなっちゃう始末よ!
もらい事故だから当然勝訴できる!と弁護士言われて裁判するも、相手の弁護士に乗せられて法廷で暴言を吐いてしまうエリン。
印象最悪で裁判は敗訴。
でも、転んでもタダでは起きないのがエリンのスゴイところよ!
「勝訴できる」と断言した弁護士エドの事務所に押しかけて、強引にアシスタントの座をゲットしちゃうの。
そしてもっとスゴイところは、その後のエリンの行動力よ!
「エリン・ブロコビッチ」に見る仕事への熱意と姿勢とは?
本当に図々しいだけの人なら、弁護士事務所のアシスタントの座をゲットしただけで満足しちゃうと思うけど、エリンのすごいところは仕事に対する熱意と行動力にあると思うの。
ある時、書類整理をしていて見つけた調理資料に疑問を持ったエリンは、その件について徹底的に調べ始めるの。
それは大手企業PG&E社が買取しようとしているジェンセン邸の不動産資料だったんだけど、買取金額が低すぎるのよ。
しかも買取調査の書類にはジェンセン家の診断書が付いている。
引っ掛かりを感じたエリンはジェンセン邸を訪ねて、ドナ・ジェンセンの体調についても聞き取り。
ここでエリンはドナの体調不良とPG&E社の工場で使われているクロム金属の関わりを調べ始めるのよ。


この件が後に全米史上最高額の和解金を勝ち取った裁判に発展していくってワケ。
もちろん、すんなりと話は進まなくて、行き違いからエリンの席が職場から無くなってしまったり、恋人のジョージともすれ違いが生じてしまったりするんだけどね。
PG&E社の調査にのめり込むエリンは子供たちと向き合う時間も取れなくなってしまうこともあったわ。
それでも一度引き受けた仕事に彼女は全力を注いだのね。
学歴が無くっても、少々常識から外れてても、人を思うエリンの情熱は誰にも負けないわね。
学が無いと言っても、エリンはこの裁判の資料をほぼ完璧に記憶しているし、関わった住民たちの電話番号や病気の状況もすべて暗記しているの。
決してバカな女じゃないと思うわよ。
何より工場の出す公害の被害に遭った人たちの心に寄り添って仕事をしてるってところが一番よね。


まぁ、裁判で決定打になる物証をエリンが手に入れる時は、ちょっとエリンらしい作戦を使っちゃっうけどね。
「仕事は報酬を得るもの」って考えている人も多いと思うけど、起業家を目指すなら自分が熱意を持ってできる仕事を選ぶべきじゃないかしら?
また、仕事として受けた以上は全力で取り組む姿勢が大事よね。
それって学歴よりも大切なことだと思うわよ。
「エリン・ブロコビッチ」に見る自分に合った仕事の選び方とは?
この映画を見て思ったのは、エリンは決して弁護の仕事をしたかったわけではないということ。
よく小さい頃に「大人になったら何になりたいか?」って質問をされたと思うけど、自分が何て答えたか覚えているかしら?


子供の頃に「自分は絵描きになる」とか「私は医者になる」とか、ビシッと決められたら、どんな努力をしていったらいいのか分かりやすくていいんだけどね。
大抵はぼんやりとしたまま進学しちゃう人が多いのよね。
それでも大学に進む頃にはザックリとした未来を考えている人も多いんじゃないかしら。
なんとなく大学に行く人もいるかもしれないけど、特に目的もなく入れる会社に入社するっていうのも悪いことじゃないと思う。
誰もがなりたい「何か」になれるわけじゃないし、やりたいことが見つかるのが30代、40代になってから分かる人だっているでしょ?
私自身、10代の頃はそれなりに夢があったけど、現実はそううまくいかなくて、結局は普通の会社に勤めたもの。
当時はパソコンがまだ無かったし、出始めた頃はまだまだ環境が整っていなくて「パソコン買っても何に使うの?」って感じだったのよ。
今、私がやっているブロガーという仕事自体が存在しなかったってことよね。
きっとこれからもどんどん新しい職種は生まれていくだろうし、逆にAIが発達したら無くなっていく職種もあると思う。
だから「大学に入ったけれど何の仕事をしたらいいか分からない」という人だって、取り合えず興味のあることにトライしたらいいんじゃないかしら?
で、取り合えずでも就いた仕事はキッチリやる!
エリンのようにね。
やっていくうちに見えてくるものってあると思う、って言うか、やってみないと分からないことって多いと思う。
そして改めてやりたい仕事が見えたら、その時に転職するなり起業したらいいじゃない?


「やりたい仕事だと収入が良くない」という人は、副業をしたっていいんだし、夢より収入が大事っていう人はそれはそれでアリなんじゃないかしら。
大切なのは自分の満足度よ。
やりがいのある仕事で高収入を得られるっていうのが理想だけど、そうじゃない場合は何を優先に仕事を選ぶのかってことね。
エリンのように挑戦しているうちに、やりがいを見出してしまうってパターンもあるから、興味のあることには貪欲にチャレンジしてみるのが一番よ!



私自身、起業家としては遅咲きの方だと思うけど、好きなことができるっていくつになっても楽しいことよ♪
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